金澤流麺物語

金澤流麺らーめん南の店長南大祐の独白ブログです。こちらは営業内容やらーめんそのものとは関係のない日常的な話や、店長の趣味格好などを書いていくブログです。

金澤流麺物語 第105回

なぜここまで茅ケ崎のcafe pipipiと
美容室のNanbu-WESTについて
話を進めてきたかというと、
二つとも自分だけの個性を持ち、
価値観を持ち、愛を感じさせ、
そしてお客様から支持されているから。

そして僕が心から尊敬しているからだった。

僕はこれからの自分の仕事には
自分の全てを注ぎ込みたいと思っている。
偽りの自分や、抑圧された自分は
もう出したくない。

心から美味しいものを作る事を目指し、
心からお客様の笑顔を見たいと思う。

そのために一番に大切なのは
『らーめんへの愛』
以外にはないと思う。

打算や計算ではなく、
心から沸き起こる感情で
表現をしたい。

同じらーめんでも味の変化や進化は
これからも必ず起りえる。

しかしそれは流行に左右されたり、
市場調査によって左右されるのではない。

僕がこころから
『より美味しく』
『より喜ばれる為に』
自然と生まれてくるものでないと意味がない。

そうした事が全て否定された
環境から解き放たれた。

僕は想像力の翼を広げ、
腕をもっと磨き、
生涯美味しい物を追い求めたい。

そのためにはさらに自分を
磨かなくてはいけない。

もっともっと学ばなくてはいけない。

もっとチャレンジしなくてはいけない。

そんな挑戦が出来る事が
幸せで幸せで仕方がない。

自分らしさを表現する、
というのがこれからの店の
一つの指針である事は
伝わっただろうか。

そしてナンブヘアから影響を受けた
事をもう一つ。

よく周りから言われる言葉で
「売れたらチェーン展開ですか?」
という質問がある。

その答えには他意はないだろうから
僕は「そんなん無理無理!」とか
適当答えている。

だが僕はチェーン展開なんて
ハッキリ言って興味がない。

僕には作りたいらーめんのアイデア
何種類もあるのだが、
それらを全て一店舗の店でやりたいとは
考えていない。

例えば、鶏ガラのスッキリした
らーめんが売りの店に、
濃厚な豚骨スープのらーめんも出す、
という様な店のコンセプトがぶれる
様な店はやりたくないと思っている。

アッサリならアッサリ。
こってりならこってり。
魚介なら魚介。

一つ一つの店にしっかりとした
コンセプトとカラーを打ち出したい。

だから僕の今思いつく作りたいらーめんを
全て作ろうと思うと何店舗も必要になる。
だから一店舗一店舗で全く違う味の店を
出したい。(今はまだそんな事を言える
身分ではない事は100も承知の上で)

屋号すらも変えてしまいたい。

それを実現するには、
確かな腕と心を持つ人材を育てる必要がある。

だからこそ、ナンブヘアの南部さんの
事を尊敬するのだ。

以下、次回に続く。

*写真は海辺の町での店の時に
当時のパートさん達から
誕生日プレゼントに
いただいたマグカップです。

みんな、ずっと大事に使ってるよ。

ありがとう。