金澤流麺物語

金澤流麺らーめん南の店長南大祐の独白ブログです。こちらは営業内容やらーめんそのものとは関係のない日常的な話や、店長の趣味格好などを書いていくブログです。

金澤流麺物語 第227回

本日発売の『月刊金澤』という石川県を代表する情報誌のらーめん特集『極みのラーメン』に掲載していただきました。

月刊金澤の編集部の皆様、そして取材に来てくれた佐々木美絵ちゃん、本当にありがとうございました。

 

特に美絵ちゃんの書いてくれた文章と見出しには本当に感動しました。

特に見出しの文章の『物語を描写したような一杯に滲む、比類なき個性』


これには本当に心が震えました。

僕は常々人生の中で一番大事な事は【自己表現】だと言ってきました。
僕は人の一生とは『孤独』と『虚無』との戦いの連続で、『孤独』と『虚無』に打ち勝つ唯一の方法は『愛』だと信じています。
だから愛に満たされて幸せを感じることができたのであれば、生まれてきた目的は達成したようなものだと思っています。
ただ、その愛の感じ方は人それぞれだから、僕に当てはまる『愛の感じ方』が、ほかの誰かには当てはまらない可能性は大きいと思っています。
もちろん僕もいつかは本当に愛しあえて信頼し合える人と巡り合い、結婚ができれば・・・と思わなくもないのですが、それ以前に僕が最も感じることのできる愛が、『らーめんを作り、人に喜ばれる』という事だったりするから、ちょっと人生拗らせちゃいますよね。
それもただらーめんを作っていれば満足なのではなくて、『自己表現としてらーめんを作り、その自己表現が他者の喜びにまで昇華』されてこその愛なので、なかなかどうして、自分でも満足いくことなんてないですし、お客様はもっとシビアに「こんな味じゃ満たされないよ」と思っているのではないでしょうか。
でもいつかは本当にお客様に心から喜んでもらえるらーめんを作りたい。
そのために、もっと自分にキャパシティとスキルと経験が欲しい。
だから、ひたすら作り続ける・・・という毎日になります。
ですから、らーめんを作り続ける事が自分自身であり、愛への道になります。(そろそろ頭痛くなってきました?)

『自己表現』と『自己満足』は違います。

『自己満足』は自分だけが喜ぶこと。

『自己表現』をした上で、他者を喜ばせる。

そのために今は目一杯、フルスロットルで自分の中にある全てをらーめんの丼に注ぎ込んでいる段階です。
そこで生まれたらーめんは、らーめんとして完結ではなくてお客様の心に何かを宿して感情を揺らして完結だと思っています。
いわばらーめんは店とお客様とを繋ぐコミュニケーションツールです。

僕の投げかけた物語を、お客様が心の中で言葉にならないまま、完結させる。

それがこのらーめん屋、ひいては全ての飲食業という仕事の醍醐味ではないでしょうか。

そんな風に考えている僕の個性を、美絵ちゃんは誌面の中の限られた字数に目一杯詰め込んでくれました。
もちろんグルメ特集の一環なので、食材や材料や味に言及が必要です。
でもきっと美絵ちゃんはそれらの『グルメ特集』を超えた部分の何かを感じ取ってくれたのかなぁ?なんて思うととても感動しました。
少なからず、僕の『自己表現』は、取材を担当してくれた美絵ちゃんの心に何かしら投げることができたのかも知れません。

それはとてもとても嬉しいし幸せなこと・・・。

こういう毎日を重ねていけば、きっと僕のらーめんも僕のお店ももっと愛に溢れたものへと成長していけるような気がしてきます。
いつかそうなれたらいいな。
美絵ちゃん、ほんまにありがとう。

美絵ちゃんの文章を読んでうちに興味を持って来てくださったお客様が、少しでも気持ちがアップリフトされて帰路へつけるように、毎日精進していきます。

明日もあなたが優しくありますように。
明日もあなたがあなたらしくありますように。
LOVE & BEER!

そして!

RAMEN & ROLL!!

追伸!
『極みのラーメン』のカバー写真と、僕のページの隣は仲良しのラーメン屋【そらみち】です!
それもなんだか嬉しい。
青山君、今年はブレイクスルーしような!
Don´t blieve the hype!!!