金澤流麺物語

金澤流麺らーめん南の店長南大祐の独白ブログです。こちらは営業内容やらーめんそのものとは関係のない日常的な話や、店長の趣味格好などを書いていくブログです。

金澤流麺物語 第215回

みなさんこんばんは。
このブログを書いている今は11/13(日)の22:25。
普段お休みを取っていないらーめん南にとって日曜日の夜だけは営業を休まさせていただいている日です。
普段なら家で一杯引っかけてるような時間です。
そんな日曜日の夜中にいまだ店にて仕込みをしてブログを書いています。

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深夜にラーメン屋がソフリトを仕込んだり

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ハチノスを下処理したりと何やってんすかね?

何を作っているかは次回のブログで書けるかな?
乞うご期待です。

開店して七か月が経ちました。
石川県歴の浅い僕も少しずつ横のつながりが出来てきました。
湘南時代には考えられなかった同業者との繋がりも出来てきました。
その中でも石川県の中でもトップランナーである金沢市玉鉾にある『自家製麺のぼる』さんとは本当に仲良くさせていただいています。

石川県のトップクラスのラーメン屋とまだ開店して7か月でそこまで知名度のある店とは言い難いらーめん南とでは全く『格』が違いますが、のぼるさんは定期的に僕の店に通ってくださっていて自然と交友は始まりました。

のぼるさん曰く「新店がでたらひとまず行くけど、通う店はそうそうない。南さんのらーめんは最初から何かが引っ掛かった」だそうです。
開店と同時に強烈な賛否両論を生み、中毒患者の様な常連様を生むと同時に下校途中の児童に「ねーねー、うちのお父さんがここのラーメン屋は不味いって言ってたよー」と言われる(爆笑)らーめん南のどこに引っ掛かってくれたのでしょうか。

「自分はずっとクセのないようならーめんを作ろうとしてた。金沢では主張の強いものは受けないだろう、という先入観があって。だから南さんのらーめんを食べたとき、大げさな言い方ではなくて、本当に衝撃を受けた。なんでこの人、ここまで主張することができるんだろう?って。それで気になって気になって。一回や二回食べただけではこの人の事わからないんだろうな、って思って、それで定期的に通うようになった。でも自分、シャイなんで自分から挨拶しなくてすいません」

と言ってくれた。

確かに僕は人生の意義は自己表現だと思っていることはすでにこのブログで何度も何度も書いています。
でもその自己表現は例え出発地点は自己満足だったとしても、自己表現を磨き続けることで共感を呼んでこそ、本当の自己表現です。
この七か月、らーめん南は色々と変化をしてきました。
のぼるさんはその変化をずっと見ながら僕のらーめんを評価していてくれたのでした。
嬉しいですよね。
石川県でトップクラスののぼるさんが、まだまだ駆け出しのらーめん南の事を評価してくれるなんて。

それからのぼるさんとはお互いの店を通ったり、時には一緒に食事に行ったりする仲になりました。

そんなある日、のぼるさんが僕に言いました。

「今日はお礼を言いに来たんだ。今回『シャモ&コーチン』という新作を出すんだけど、それは南さんに影響を受けて作ったんだ。今までなるべく素材の癖を出さないようにと作ってきたんだけど、南さんのらーめんを食べて、中毒性というか強いクセのあるらーめんを作りたいって思うようになったんだ。だから今回は南さんのおかげでできた様なものなんだ・・・・」

ええーーー!!!

僕はマジでビビりました。

石川県ですでに9年のキャリアがあり、押しも押されぬ行列店ののぼるさんが僕に影響を受けてらーめんを作ったなんて!!

お互い営業時間が被っているのでなかなかお邪魔することができませんでしたが、何とか時間を作って行ってきました!img_3542

これがその自家製麺のぼるさんのシャモ&コーチンです!!

「鶏の香りを前面に出したかった」

とのぼるさんが言う通り、丼が運ばれてくる時点で香り高さが伝わってきます!
否が応でも期待は高まります!
スープをすする前にまずは香りを楽しんでみることに・・・。
むむむ、これはうなりました。
まるで熟したトロピカルフルーツの様な芳香。
一口スープを口に含むと確かに鶏のうまみが口の中に強烈に広がります!
そして鶏のうまみの次に鼻孔を向けるように広がる鮮やかな酸味・・・。
普段の醤油タレに生揚げ醤油をブレンドしたことに由来する酸味とのこと。
言うなればまだ若く赤い花のブーケの様な鮮やかさと華やかさを伴った酸味・・・。
こうした華やかさは僕のらーめんにはありません。

感動しました。

こんな素晴らしいらーめん、僕の影響を受けただなんて・・・

おこがましすぎます・・・・!

石川県在住のみなさん!
今月一杯だそうです!!
未食の方は急いでくださーい!!
僕も最低でもあと一回は食べたいなぁ・・・。

尊敬するのぼるさん。

こうしてお互いに刺激を与えあい精進していきたいです!

食べ終わって僕はのぼるさんに言いました。

「のぼるさん!これはマジで美味い!よし!このらーめんへのアンサーソングならぬアンサーラーメン作るよ!」

そかさず

「そんなことしなくていいよ!」

とツッコムのぼるさんも素敵でした♪

みなさん、僕なんかが宣伝しなくてものぼるさんはすでに人気店ですが、石川県のらーめんを楽しむなら絶対マストの店なので要check it outですよ!!!

明日もあなたが優しくありますように。
明日もあなたがあなたらしくありますように。

LOVE & BEER!

そして

RAMEN & ROLL!!

最後に叫ばせろ!!

LONG LIVE RAMEN!!!