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金澤流麺物語

金澤流麺らーめん南の店長南大祐の独白ブログです。こちらは営業内容やらーめんそのものとは関係のない日常的な話や、店長の趣味格好などを書いていくブログです。

金澤流麺物語 第199回

そもそも、『自分なりのロックンロール』とはなんでしょうか?


「ロックってなに?」

と質問されたら、みなさんはなんて答えますか?

きっと答える人数と同じだけ答えがあるのではないでしょうか?

例えば、『カッコイイ』『うるさい』『クール』『ホット』『魂』『メッセージ性』『落ち着きない』『そもそも音楽じゃない』『精神性』『ファッション』『ロックは死んだ』『感情的』『夢想家』『理想論的』『退廃的』・・・まだまだ出て来ますね。

色んな意見があひそうですね。

そのどれらも当てはまってると思いますし、その全部が当てはまるなら、「なんでもありやん」ってなってしまいますね。

だから『自分自身のロックンロール』を持つことが大切なのかなぁ、なんて思います。

決して真似事や受け売りではなく、心から沸き起こる感じることなんだと思ってます。

だから『ロックとは!コレだ!』みたいに言い切るのはとても難しいのですが、僕は自分自身で居続けること、と思っています。

自分らしさをより激しく、深く、強く、在り続けること。

だから『自己表現』なんだと思ってます。

『自己表現』を、目一杯やる瞬間が僕の『ロック』

そしてそれを死ぬまで続けることが、『アンド ロール』

だから僕にとって『らーめんをつくる』という行為が僕にとって一番ロックなんです。

どこにも似てなくて、僕にしか作れない『らーめん』

それが僕の『ロック』

そして死ぬまでらーめん屋でい続けることが、『アンド ロール』

つまり、『死ぬまでどこにもない自分自身のらーめんを作る』事が、僕にとっての『ロックンロール』です。

24歳の時に『壱八家 東戸塚本店』で働き始め、たった2カ月でランチタイムを任されたあの頃。

いつも通ってくれてた男性の常連の方がいました。

僕がその方に「お待たせしました!」とらーめんを運んだらその男性が僕に言いました。

「お前が働いている時が一番いいよ。元気だし見てて気持ちいいよ。美味いよ。頑張れな」

僕は感動して言葉に詰まりました。

僕はそれまで仕事で褒められるという経験がありませんでした。

問題行動ばかり起こしては世間や社会や仲間や所属してた会社にも迷惑をかけ続けてました。

そんな僕がらーめん屋に就職したら、初めて僕の努力が世間に届きました。

その時僕は決めたんです。

「今日かららーめんを僕のロックンロールにする」

って。

12歳でロックンロールに出会って、それから24歳の時にやっと自分のロックンロールを見つけました。

そのロックンロールという宝物が時に大き過ぎて、たくさんの失敗と回り道と、苦い汁を飲まされてきました。

そして40歳になって、やっと自然に自分自身でいれるようになった気がします。

やっとたくさんの音楽から得た感動。

たくさんの映画から受けた感受性。

たくさんの文学作品から得た繊細さ。

青春を捧げたラグビーから受けた感情。

やさぐれて問題ばかり起こしてた時の悩みや屈託。

そして湘南での苦しくて苦しくて死にそうになりながらも、素晴らしい仲間たちに囲まれて過ごした絆。

全てを丼の中に集めて表現する事が自然と出来るようになってきた気がします。

やっと僕自身のロックンロールを鳴らせ始めたのかな?なんて思ってます。

でもまだまだです。

僕の旅はここから始まったばかり。

こんな危なっかしい40歳のおっさんですが、ここからがほんまのロックンロールの始まりやと思ってます。

どうか見守っていただけたら嬉しく思います。


あなたが明日も優しくあります様に。

あなたが明日もあなたらしくあります様に。

LOVE & BEER!

そして

RAMEN & ROLL!!