読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

金澤流麺物語

金澤流麺らーめん南の店長南大祐の独白ブログです。こちらは営業内容やらーめんそのものとは関係のない日常的な話や、店長の趣味格好などを書いていくブログです。

金澤流麺物語 第175回

僕がIGAZO LITED代表の剛史から出資を受けて石川県でらーめん屋として再起を図ろうと決めた頃から、今まで作り続けて慣れてもいたし愛着もあった豚骨らーめんはやめて、清湯系のスープを作ることはすでに決めていた。

その理由のひとつは、神奈川県でやっていた事を全く同じ様に石川県でやる事に意義と意味を見出せなかったこと。

またひとつは、新しい事にチャレンジしたかったこと。

さらに、石川県でしかできない仕事をしたいと思ったこと。

そして、今までの自分の人生を一度振り返り、これまでのダメな部分を受け止めて新しい自分で進んでいこうと考えていたことなどが理由になる。

湘南から金沢に引っ越してくる直前。

昨年の今頃、僕はストレスからの過食で体重は100キロになるまで太ってしまっていた。

僕は27才で家系ラーメンから少し変化を加えた豚骨らーめん専門店で独立した時は『美味かったら健康なんて後は自己責任やろ』といった、ある意味乱暴な姿勢でらーめんを作っていた。

しかし鏡に映る自分を見ても「誰だ?この男?」と思うほどに太ってしまっていた僕は明らかに『不健康』そのものだった。

湘南時代は痩せることなんて諦めていたし、「太ってるくらいがちょうどいい」なんて周りからも言われることもあったので、「もうどうでもいいや」という諦めの感情も確かにあった。

しかしそんなストレスを溜め込んで体も心も疲れ果てた自分の作るらーめんを食べるお客様は、どんな気持ちになるんだろう?

店主がくたびれ果てて、誰が支持してくれるんだろう?

そして、そんならーめんを食べて誰が幸せになれるんだろう?

もちろん豚骨への愛着は今も変わらずあるし、豚骨らーめんを作る自信もずっと持ち続けてる。

でも一度、本当に自分もお客様も、安心してゆっくり味わえて心に響く、そんならーめんに思う存分挑戦したかった。

剛史がよく言っていた「食べたら体がすーっときれいになる様な気持ちになるスープ」を作ってみたいと考えていた。

湘南で僕が作っていたスープは、『中毒性がある』なんて言われていたが、さすがに週に5回も通ってくれる常連様の事は、いつも健康への心配もあった。

これは紛れもない事実だ。

だったら、今回は自分の人生もリセットする、そして、味もリセットする、思いっきり清湯系のスープにチャレンジしたい!

そう考えたのだった。

そして僕自身もダイエットを決意した。

以下、次回に続きます。

『CHAOS!!!』シリーズ、なかなか終われへんなー(>_<)

すいません!

まだまだお付き合いください!!