金澤流麺物語

金澤流麺らーめん南の店長南大祐の独白ブログです。こちらは営業内容やらーめんそのものとは関係のない日常的な話や、店長の趣味格好などを書いていくブログです。

金澤流麺物語 第102回

しょうこちゃんの仕事を味わって、
この若き才覚溢れるスタイリストへの
尊敬の念はもちろんなのだが、
若干24歳にしてここまで意識の高い
スタッフを育てる社長である南部さんへの
尊敬を、僕は自分の胸に深く刻んだ。

想像して欲しい。

ナンブヘアはすでに石川県内にすでに
何店舗も構えている。
その従業員の数は何人になるのだろう?

その全てを社長である南部さんが
一から教える事は不可能だと思う。

だが、こうしてしょうこちゃんの様に
一人のお客様と真正面から向き合い、
ひたすらそのお客様の『ハッピー』の
ために全てのセンスと人には見せない
努力を詰め込むスタッフが
確実に育っている。

つまり、南部さんの思想と遺伝子を
受け継いだ幹部達が若いスタッフ達を
確実に育てているのだ。

僕も海辺の町で12年商売をしてきた。
僕は社長ではなかったから、
雇用体系や会社としての魅力を
僕の力で作る事は出来なかったが、
それでも人を雇って育てる苦労は
十二分に味わって来た。

その中で南部さんの様に
確実な結果を出している先輩に
出会うと、心から尊敬の念が沸く。

確実な結果とは何か?

それは僕がしょうこちゃんの
仕事によって『ハッピーな気持ち』
になれた事が一番の結果なのだ。

だから僕はしょうこちゃんを尊敬するし、
しょうこちゃんを育てた先輩たちを尊敬するし、
南部さんを深く尊敬する。

しょうこちゃんが僕に与えてくれた事は、
その時のヘアスタイルだけではない。

「私の技術と笑顔で人をハッピーにさせます」
スペシャルヘアで南さんの美意識を高めましょう」
「10年後を見据えたケアケアをしましょう」
「自分を好きになるヘアスタイルを提案したい」

その言葉のどれにも自信と確信が満ちていた。

その言葉達は、
「心から信じて任せたい」と
思わせるほどに説得力に満ちていた。

僕は『丁寧に生きたい』と考えていた。
そしてこれからの人生は『丁寧に生きる』と
決めていた。
そしてどうすれば『丁寧に生きる』事が
出来るのか毎日考えていた。

激しく求めた。

もしあなたがこのブログを始めから
読んでくれているなら思い出してほしい。
僕の20代の日々がいかに乱暴
粗野で荒々しかったかを。

当時の僕は『丁寧に生きる』なんて
思念は一つもなかった。
もし目の前に南部さんとしょうこちゃんが
現われとしたって、
当時の僕には全く関係のない人
として自分からは関わらなかったかも知れない。
それくらい僕は『丁寧な生き方』からは
ほど遠かった存在だったのだ。

勘違いしないで欲しいのは、
これは僕がいわゆる『丸くなった』
話ではない。
僕は自分の意思の選択として
『丁寧に生きる』
事を選んだのだ。

そうすると、南部さんに出会い、
しょうこちゃんに出会った。

人間は本気で求めると、
求めているものが相手から
近付いて来る。

僕はそう信じている。

僕はナンブヘアに通う様になって、
僕自身がらーめん屋として何を目指すのか?

それを真剣に考える様になった。

以下、次回に続く。

*実はこの写真の奥に写っているのが、
南部さんです。
僕と話す直前だったと思います。

載せて良かったのかなぁ(笑)

お分かりだと思いますが、
このデブのボサ頭が僕です。