金澤流麺物語

金澤流麺らーめん南の店長南大祐の独白ブログです。こちらは営業内容やらーめんそのものとは関係のない日常的な話や、店長の趣味格好などを書いていくブログです。

金澤流麺物語 第79回

これまでのブログもどういった文体で
どういった構成でどれくらいの文字数で、
等と考えながらやってきた。

それでも過去を辿る話が本筋だったから、
なるべく感情の抑揚を抑えた淡々とした
文体で書こうという意識はあった。

何故なら僕が過去の事を振り返るにあたって
「ほんまむかつく!」とか
「今思い出しても腹が立つ!」とか
「なんであんなことしちゃったのかなぁ?」
等というまるで日記みたいな
お気軽な文体で綴っていては、
読んでいる方が冷静に第三者の目で
読めなくなると思ったからだ。

過去の物語で僕が書きたかった事は、
「大変な目にあった。
しかし原因の多くは自分にあった」
という事を自分でも冷静に理解して
受けとめる為でもあった。

だからこうした淡々とした
言葉遣いの方が適切ではないかと
考えていた。

そしてその物語は一段落した。

この後どの様にブログを綴るか
悩んだのだけど、
どうにも砕けた文体では
自分の想いが適切な言葉で書けなくなった。
(前回、前々回参照)
正直なところ、書いてて自分で気持ち悪い。

だからこのブログに関しては
今まで通りのこの淡々と
事実を追う様な書き方で行こうと思います。
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砕けた普段着な自分と言葉で書いてますので、
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若い頃、沢木光太郎の『深夜特急』や
写真家小林紀晴の『アジアンジャパニーズ』
の様な世界を旅する様な本に憧れた
時期があった。

だが僕は一歩も動きださなかった。
僕は旅そのものに憧れていたのではなく、
旅をしている人が『僕にはできない何か』を
している姿に憧れていただけなんじゃないか?
と今なら思う。

そもそも旅に出る動機も目的もないのだから。

だから『このまま終わりたくない』
『俺には何かできるはずだ』
『今に見てろ!俺はこんなもんじゃない!』と
一人きりの部屋で悶々と暗い自意識を
育てるだけの僕にとって、
そうした旅人達の本は格好の
『自慰行為』
だったのだろう。

本ばかり読んで全く行動に移さない僕は、
知識や情報ばかりを詰め込んだ
『とっちゃんボーヤ』に過ぎなかった。

人を見ては嫉妬して、
ありもせぬ怒りを胸に宿し、
いつもいつもイライラして、
お酒や感情に任せて
反社会的な問題行動ばかりとる
『どうにもならないめんどくさい奴』
それが僕だった。

そんな当時の愛読書にジャックケルアックの
『on the road』があったのだ。

以下、次回に続く。